テングチョウ(天狗蝶) タテハチョウ科テングチョウ亜科

@時期:ふつう年1回、6〜7月に羽化。食樹の発芽状況により2化が発生する。成虫で越冬。A生息地:低山地の雑木林、市街地の公園など。B見られる場所:ムクゲ、セリ、アブラナ、レング、アセビなどで吸蜜。C分布:全国。D大きさ:19〜29mm。E雌雄:雌は赤斑が発達。F季節型:ない。G食草:ニレ科のエノキ、エソエノキ、クワノハエノキの葉。
天狗のようにつき出た鼻(下唇ひげ)と、枯れ葉のような裏面をもつ風変わりなチョウ。@初夏に羽化し、真夏は夏眠、秋にちょっと姿を見せたと思ったら、今度は冬眠に入ってしまうのが、一般的なパターン。冬でも暖かい日は活動する。B湿地などでよく吸水。花だけでなく、樹液や排泄物にも集まる。北アメリカで第三世紀の地層から、この仲間の化石が発見されている。(「ヤマケイポケッテガイドH チョウ・ガ」より)

2019年3月27日、大分県由布市庄内町のの男池園地に寄りました。テングチョウを見つけました。