ソバナ(岨菜・蕎麦菜)

本州、四国、九州の落葉樹の林縁や道端、深山などに生えるキキョウ科の多年草。花期は8〜9月。草丈は50〜100cm。花の長さは2〜3cm。名前の由来は、岨(切り立った崖)のような所に生え、若芽が食用になるからとか、又、葉が蕎麦の葉に似ている事から蕎麦菜とも云われている。花は茎頂にまばらな円錐花序につき、垂れ下がる。花冠は淡青紫色。先端が広がった鐘形。裂片はやや反り返る。花柱は普通つき出ない。

7月下旬、花散策に出かけました。九州道、大分道で別府I.C迄行き、そこからまず由布岳山麓に行き、次に大分県由布市庄内町阿蘇野の男池園地に寄りました。いつも九重登山口の吉部で見かけるソバナの花がここにも咲いていました。

2019年7月24日 大分県由布市庄内町阿蘇野 男池園地