シメ(鴲・鴒・此女) スズメ目アトリ科

大きさ:19cm。分布:本州中部以北で繁殖し、また冬鳥として全国に渡来する。環境:平地から山地の落葉広葉樹林、公園、まばらな林。ずんぐりとした体形。オスの夏羽は頭部が淡茶褐色で目先と喉が黒く嘴は鉛色。後頸は灰色で、背は濃褐色。翼は黒く、大雨覆と初列風切の基部が白くて、飛ぶと目立つ。下面は淡褐色。冬羽は嘴が肉色。メスは全体に淡色。平地の落葉広葉樹林や、雑木林に生息し、北海道ではカラマツ林にも多い。住宅地や農耕地にも居て、冬は都市公園でも見かける。イカル同様、草木の種子を好み、カエデ、ケヤキ、ムクノキ、カバノキ、カラスザンショウなどに集まる。地上でも採餌する。冬にチチッ、チッ、ツィと鳴く。水を飲むときは、水を口に入れ、頭を上げて流し込む。(名前がわかる野鳥大図鑑より)

12月下旬、福岡県福岡市中央区の福岡市植物園に寄りました。木の枝に止まっているシメを見つけました。

2020年12月23日 福岡県福岡市中央区 福岡市植物園