サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰) タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科

@時期:ふつう年2回発 生、5〜6月と8月に見られ、寒冷地では年1回。A生息地:平地〜低山地の雑木林周辺。B見られる場所:クヌギ などの樹液、腐果、獣糞に集まる。C分布:北海道〜九州。D大きさ:26〜39mm。E雌雄:雌ははねの地色が淡く、黄斑が発達。F季節型:春型は裏面の斑紋が濃い。G食草:メダケなどイネ科のササ類を食べる。名前のとおり、おもに平地(里)にすむキマダラヒカゲ。裏面は手のこんだ迷路模様だ。B住宅地の公園や墓地などでも、夕方飛びまわる姿を見かける。樹幹によくとまり、全然はねを開かないのが特徴。ヤマキマダラヒカゲにそっくりで、識別には熟練が必要だ。両種見られる所では、本種が遅れて羽化。(「ヤマケイポケッテガイドH チョウ・ガ」より)

2019年8月21日、大分県由布市下湯布院町の由布岳登山口に寄りました。藪の中でサトキマダラヒカゲを見つけました。