サフランモドキ(サフラン擬き)

ヒガンバナ科の多年草。中央アメリカ原産で日本には江戸時代に渡来したとの事。花期は6〜9月。草丈15〜30cm。花の径は5〜6cm。本州の関東地方以西から四国、九州に野生化も見られる。公園や水田の畦、人家の路地にも見られる。名前の由来は、この花は最初サフランと間違えられた為で、サフランモドキとなったとの事。モドキ(擬き)とはまぎらわしいとの意味。ちなみに、おでんの具のガンモドキ(雁擬き)とは雁の肉に味を似せたものという意味らしい。

6月中旬、スクーターで自宅のある福岡県那珂川市山田から那珂川市と佐賀県鳥栖市にまたがる九千部山へ。途中の道端ではこの時期、いつもこの可愛いサフランモドキが咲いています。

2023年6月18日 福岡県那珂川市 九千部山山麓