オオチャルメルソウ(大哨吶草)

本州(紀伊半島)、四国、九州の山地の谷沿いに生えるユキノシタ科の多年草。花期は4〜5月。花茎は高さ20〜40cm。腺毛を密生し、上部に多数の小さな花をつける。花弁は羽状に5〜9裂し、腺点がある。花の大きさは5〜6mm。名前の由来は、成熟して裂けた果実が、ラッパに似た中国の楽器・チャルメラに見えることから。

2月下旬、筑紫郡那珂川町の南面里(なめり)方面を散策しました。車道から少し山手に上がった所の山の斜面の水場でオオチャルメルソウの花を見つけました。蛸か烏賊の吸盤を並べたような妙な格好をしています。

2013年2月22日 福岡県筑紫郡那珂川町