ナガサキアゲハ(長崎揚羽) アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科

@時期:年2〜5、6回、北限付近では5〜9月、南西諸島は3〜11月。A生息地:人家周辺にも多い。山地には少ない。B見られる場所:ツツジ類、ランタナ、ハイビスカスなどで吸蜜。赤い花を好む。C分布:本州(近畿地方 以西)〜南西諸島。D大きさ:60〜80mm。E雌雄:雌は南に行くほど白っぽくなる。F季節型:夏型は大形。G食草:おもにミカン科の栽培種を食べる。
日本産の黒いアゲハの仲間でしっぱ(尾状突起)がないのは本種だけ。シーボルトが長崎で発見したので、この名がつけられた。Eチョウの世界では、雌は大きくて地味なのが一般的だが、この南国の女王様は大きくてしかも派手好み、後ろぱねの白い大きな模様が美しい。雄はほとんど黒一色。雌は、南へ行くほど白斑が発達し、あでやかになる。(「ヤマケイポケッテガイドH チョウ・ガ」より)

2018年9月18日、大分県豊後大野市緒方町に寄りました。原尻の滝を一廻りしてして、ナガサキアゲハがヒガンバナの蜜を吸っているのを見つけました。