マムシグサ(蝮草)                 

北海道、本州、四国、九州の山地の林内に生えるサトイモ科の多年草。花期は4〜6月。草丈30〜50cm。肉穂花序の長さは6〜8cm、仏炎包に包まれる。名前の由来は、じめじめしたところに生え、花序の形もなんとなく気味が悪く、特に春早く、地面から出たばかりの芽はマムシのしっぽそっくりだとか。

4月下旬、福岡県篠栗町の米の山に登りました。登山道のにはマムシグサの花がところどころ目に付きました。グロテスクな格好ですが味わい深いものがあります。

2011年4月29日 福岡県篠栗町米の山山麓