ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)

日本全土の林のへり、道端、湿地などに生えるタデ科の1年草。草丈1〜2mぐらい、花の径は3〜4mm(萼)。蔓の長さは1〜2m。茎は蔓状で稜が有り、稜の上には逆向きにとげが生えている。花期は5〜10月。名前の由来は、とげのある茎や葉柄で、実子ではない継子のお尻を拭いていじめると云う意味とか。

10月下旬、筑紫郡那珂川町の南畑ダム周辺で見かけた。昔は福岡市博多区美野島地区でもたくさんの田圃が有り、いつも眼にしていた花だった。その頃は名前も知らなかったが。よく似たものにミゾソバが有るが、葉っぱの形が違う。牛の額に似た形をしてるので、ミゾソバを別名ウシノヒタイとも云う。

2001年10月27日 筑紫郡那珂川町の南畑ダム周辺