クロツバメシジミ(黒燕小貝蝶) シジミチョウ科ヒメシジミ亜科

@時期:年3〜4回。5〜11月に見られる。A生息地:露岩地、河原の転石、石垣など。B見られる場所:ヒメジョオン、メドハギなどで吸蜜。地上で吸水。C分布:本州(新潟県南部、群馬県以西)〜九州。D大きさ:10〜16mm。E雌雄:雌は大きく、前ばねが丸みをおびる。F季節型:不明。G食草:ベンケイソウ科のツメレンゲ、イワレング、タイトゴメなど。
表面は真つ黒で、ちょこんとついたしっぱ(尾状突起)のつけねには、小さな星が数個、青くまたたいている。裏面は、灰色の地に黒斑が点在し、檜色の飾りがつく。A堤防の堰石、古い瓦屋根などに生えるベンケイソウ科植物の周辺で見られ、遠く離れることはない。C分布は局地的で、地域変異が見られる。(「ヤマケイポケッテガイドH チョウ・ガ」より)

2016年8月2日、長野県安曇市穂高の大王わさび園に寄りました。クロツバメシジメがエゾムラサキの蜜を吸っていました。