キジ(雉) キジ目キジ科

大きさ:オス80p、メス60cm。分布:留鳥として本州から九州(屋久島まで)に分布。環境:平地から山地の草地、農耕地、河原。オスは派手な羽色と長い尾が特徴。顔の裸出部が赤い肉垂れになる。首は青紫色、胸から下面は緑色。肩羽には黒色と淡黄色の模様があり、雨覆や腰は青灰色。尾は灰褐色で黒い横帯がある。林と草地や農耕地が入り交じる環境に生息。主に草の芽や葉、種子を食べ、昆虫なども食べる。繁殖期、オスはケーンケーンと鳴いてなわばり宣言し、メスを誘う。続けてドラミングをおこなうこともある。一夫多妻で繁殖し、草むらに巣を作る。冬は雌雄別々の小群で過ごす。メスは黄褐色で黒褐色斑が密にある。日本の国烏でもある。本来4亜種があるが、無秩序な放鳥のため亜種間の区別は困難になっている。「桃太郎」にも登場する、日本を代表する鳥。(名前がわかる野鳥大図鑑より)

2020年5月25日、福岡県北九州市小倉南区の平尾台に寄りました。茶ヶ床園地に車を停め大平山まで登り、中峠に降りて来ると周防台方面に雉の鳴き声がする。やっと見つけて撮影しました。「雉も鳴かずば、撮られまいに」。

2020年5月25日 福岡県北九州市小倉南区 平尾台