ジャノメチョウ(蛇目蝶) タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科

@時期:年1回、7〜8月に出現。A生息地:明るい草原。堤防や線路 の土手。B見られる場所:クガイソウ、マツムシソウ。アザミ類で吸蜜。獣糞、腐果にも集まり、人の汗にも寄ってくる。C分布:北海道〜九州。D大きさ:28〜42mm。E雌雄:雌は大きく、はねが茶褐色で眼状紋が発達。F季節型:ない。G食草:イネ科のススキなど。
地味な外見に似合わず、陽光あふれる草原の好きなチョウ。Aハイキングに出かけた高原で、土手やススキ原でと、出合う機会は意外に多い。草むらの上を低く、スキップでもするように飛び、驚くと高く舞い上かつて木の枝などにとまる。そばでながめると、黒い蛇の目紋の真ん中はブルー。静かな美しさがある。葉上や地面にとまっても、そわそわと落ち着色なくはねを動かす。(「ヤマケイポケッテガイドH チョウ・ガ」より)

2019年8月21日、大分県玖珠郡九重町のタデ原湿原に寄りました。ジャノメチョウがヒゴタイの蜜を吸っていました。