イチモンジチョウ(一文字蝶) タテハチョウ科タテハチョウ亜科

①時期:ふつう年2~3回発生、5~10月に見られる。②生息地:雑木林や、その周辺、低地~亜高山。③見られる場所:ウツギ、イポタ、ミズキ、シシウドなどで吸蜜。④分布:北海道~九州。⑤大きさ:24~36mm。⑥雌雄:雌はやや大きく白帯が広い。⑦季節型:ない。⑧食草:スイカズラ科のスイカズラ、キンギンボクなどを食べる。
はねを広げると、黒い地色に白い一文字。すっきりとした仕上がりのチョウだ。②明るい林縁や林の中を、あまり羽ばたくことなくすべるように軽やかに飛び、低い木によくとまる。③花のほか、腐った果実、糞尿にもよく集まり、地上でも吸水する。⑧幼虫は食草の葉を巻いて巣をつくり、冬を越す。(「ヤマケイポケッテガイド⑨ チョウ・ガ」より)

2008年7月4日、福岡県那珂川市の九千部山に寄りました。山麓でイチモンジチョウを見つけました。