ホソバセセリ(細羽挵) セセリチョウ科セセリチョウ亜科

①時期:年1回、6月下旬~7月に現れる。②生息地:平地~低山地の雑木林周辺。③見られる場所:オカトラノオ、ヒメジョオン、アザミ類などで吸蜜。④分布:本州(東北地方南部以西)、四国、九州。⑤大きさ:16~21mm。⑥雌雄:雌はやや大きい。⑦季節型:ない。⑧食草:イネ科のススキ、オオアブラススキ など。
はねを開くと、黒褐色の地に、前ばねだけ白い斑紋。素早く飛んでいくセセリチョウの中では、比較的ゆるやかに飛ぶ。はねを閉じてとまると、明るい黄褐色の地に銀白紋が美しい。⑥雄は雌よりやや速く飛び、地上で吸水することも多いが、それ以外はふつう地上にはとまらない。(「ヤマケイポケッテガイド⑨ チョウ・ガ」より)

2008年7月28日、福岡県那珂川市の九千部山に寄りました。山麓でホソバセセリがノギランの蜜を吸っていました。