ヒゴスミレ(肥後菫)

本州(秋田県以南)、四国、九州の日当たりのよい草原や乾きぎみの落葉樹林に生えるスミレ科の多年草。高さ5〜10cm。花期は4月上旬〜5月中旬。花の径は1.5〜2cm。エイザンスミレに似ているが、さらに葉が細かく裂け、ほぼ完全に5裂する。花色は普通白色だが、西日本では花弁の裏側に紅紫色のすじが入るものも見つかる。

4月下旬、大分県別府市の由布岳山麓に寄った後、大分県直入郡直入町まで足を伸ばした。去年オキナグサの咲いていると教えて貰った場所だ。車を停めてあたりを見渡すと可愛いスミレが目に入った。エイザンスミレかなと思ったがヒゴスミレでした。

2005年4月27日 大分県直入郡直入町