ヒバリ(雲雀) スズメ目ヒバリ科

大きさ:17cm。分布:本州から九州まで留鳥。北海道では夏鳥、沖縄では主に希な冬鳥。環境:草地、河原、農耕地。雌雄同色で、頭には冠羽がある。頭部から体の上面は褐色で、黒褐色の軸斑が目立つが、小・中雨覆は赤褐色で無斑に見える。下面は淡色で胸に褐色の縦斑がある。「比婆理」として古事記や万葉集にも登場する。縄張り宣言のさえずり飛翔を行い、昔はこの滞空時間を競う「揚げ雲雀」遊びもあった。都市近郊では、時代と共に生息に適した麦畑から不適な野菜畑への転換と、農地の減少・分断かが起こり生息数が激減している。主に植物種子と昆虫などを食べる。地上の草むらの陰に巣を作る。巣に近づくときは数m離れた場所に降りて、歩いて接近する。さえずりは空中と地上の2型があり、朝夕の地上のさえずりが多い。(名前がわかる野鳥大図鑑より)

6月中旬、福岡県北九州市小倉南区の平尾台に寄りました。茶ヶ床園地~広谷湿原まで歩く途中の道端でヒバリの幼鳥を見つけました。飛んでいる成鳥はなかなか撮せません。

2018年6月15日 福岡県北九州市小倉南区 平尾台