ハシブトガラス(嘴太鴉、嘴太烏) スズメ目カラス科

大きさ:57cm。分布:留鳥または漂鳥として小笠原諸島をのぞく全国に分布。環境:市街地、農耕地、平地から山地の林、海岸。ハシボソガラスより大きく額が出っ張る。雌雄同色。全身が青紫色の光沢のある黒色。嘴は太く上嘴は大きく湾曲し、基部に羽毛が生える。本来は森林に多いが、平地でも普通で、東京の都心部に生息するのは本種。これはビル街と森林では空間の利用の仕方が同じで、食物の残飯があり、ねぐらとなる都市緑地もあるためと考えられる。昆虫や小鳥の卵や雛、小動物やその死骸、残飯、果実などを食べる。本種の増加は、各地で希少鳥類の増・繁殖に大きな障害となっている。飛翔はハシボソガラスより巧み。カァーカァー、アーアーと澄んだ声で良く鳴く。魚を食べたり、雑食で環境適応力が強い。鹿から巣材の獣毛をむしり取ったりする。(名前がわかる野鳥大図鑑より)

12月初旬、自宅のある福岡県那珂川市山田から春日公園までカメラを持って歩いて行きました。山田の裂田溝(さくたのうなで)でハシブトガラスが行水をしていました。

2019年12月9日 福岡県那珂川市山田