フッキソウ(富貴草)                      

北海道〜九州の山地のやや湿った樹林のなかに生えるツゲ科フッキソウ属の草木状の常緑低木。日陰のグラウンドカバーなどにもよく利用されるとの事です。茎の下部は横に這い、上部は斜上して高さ20〜30cmとなる。葉は輪生状で長さ5〜8cmで菱形状。上半部には粗い鋸歯がある。花期は3〜5月。花穂は長さ2〜4cmで、太い雄しべの目立つ雄花を多数つける。雌花はその下に数個つく。果実は白く熟すが結実するのは希との事です。名前の由来は、常緑の葉が茂る様子を繁栄の意味にとったものと云われます。

3月中旬、私の所属しているカメラクラブ・フォトネット春日の撮影会として福岡市動植物園で開催。植物園ではフッキソウの花が咲いていました。

2022年3月10日 福岡県福岡市中央区市小笹 福岡市植物園