アマサギ(猩猩鷺、飴鷺、黄毛鷺) ペリカン目サギ科

大きさ:51cm。分布:夏鳥として主に本州以南に渡来し、九州・南西諸島では多くが越冬。北海道でも渡来数が増えている。環境:水田、湿地、休耕地、牧草地。いわゆるシラサギ類では最小。雌雄同色で、夏羽では頭部から首、背に橙黄色の飾り羽がある。冬羽は全身が白色。足は黒いが繁殖期には赤色を帯びる。嘴は橙黄色。名前は夏羽の橙黄色を、飴色に例えたもの。分布を北に拡大中で、北海道では道東でも確認され、道南では繁殖の可能性も有る。他のサギ類より乾燥した草地を好み、昆虫やカエル、トカゲなどを食べる。トラクターや牛の周りに群れ、飛び出したり掘り出された昆虫などを食べることもある。他のサギ類に比べ群れで行動することが多い。コロニーで繁殖し、他種との混成コロニーも作る。(名前がわかる野鳥大図鑑より)

5月初旬、佐賀県神崎市神埼町のサギコロニーに寄りました。ダイサギ、アオサギ、ゴイサギに混じってアマサギもいました。

2017年5月7日 佐賀県神崎市神埼町