アケボノツツジ(曙躑躅)

本州(紀伊半島)、四国の山地の岩場や疎林内に生えるツツジ科の落葉低木。(別名:ベニヤシオ)。花期は4〜5月。葉の展開前に枝先に淡紅紫色の花を1〜2個つける。花冠は直径約5cmの広く開いた漏斗状で深く5裂する。裂片は逆ハート形で先端は凹む。雄しべは10個。5個は長く、5個は短い。名前の由来は、花の色を曙の空の色に喩えたものです。九州には、ツクシアケボノツツジと呼ばれるものがあり、アカヤシオとアケボノツツジの学名上の母種になっている。

6月初旬、愛媛県西条市の石鎚山に登りました。山頂付近で綺麗なアケボノツツジに出会えました。

2011年6月4日 愛媛県西条市石鎚山