アカセセリ(赤挵) セセリチョウ科セセリチョウ亜科

①時期:年1回、7月下旬~8月に出現。②生息地:おもに山地のまばらな林周辺の湿性草原。③見られる場所:マツムシソウ、カセンソウ、ウツボグサなどで吸蜜。④分布:本州(中部山岳~関東北部山地)。⑤大きさ:14~19mm。⑥雌雄:雄の表面の中央には性標がある。⑦季節型:ない。⑧食草:カヤツリグサ科のヒカゲスゲ。
草原を素早く飛びまわる、表面が沈んだ赤色のセセリチョウ。コキマダラセセリとよく似ていて、しかも一緒に飛んでいることも多いが、数はそれほど多くない。⑥雄の前ばね表をななめに走る黒い性標には、白いすじがある。雌の黄色斑が、コキマダラセセリに比べて小さいのが特徴。裏面は緑がかって見える。(「ヤマケイポケッテガイド⑨ チョウ・ガ」より)

2013年7月15日、長野県諏訪郡下諏訪町の八島ヶ原湿原に寄りました。アカセセリがノアザミの蜜を吸っていました。